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ナムジャイブログ

2010年12月21日

コー・ハイ・ルアイ

先週末にアントーン県にある「ワット・ムアン」に行ってきました。ここには田園風景の中にそびえ立つ大きな金色の大仏と、現世に悪業をなした人が報いを受ける奈落をイメージした展示があります。

大仏のほうは圧倒される大きさと輝きでした。大きすぎて仏像を座って眺めると首が痛くなりますが、それでもずっと眺めていたい美しさがあります。また、訪れた人は仏像の指先に触って願いをかけることができ、たくさんの人が行列を作っていました。何を一生懸命お願いしているのかと思いきや、大仏の横に置かれたノートに「コー・ハイ・ルアイ(お金持ちになりますように)」と書いている人がたくさんいました。タイっぽくていいですね。

  



一方の奈落の世界。ここでは展示を通じて現世で戒律を犯して嘘をついたり無益な殺生をした人や、僧侶に敬意を払わなかった人が奈落でどういう目にあうのか教えるわけです。時折、奈落の世界を展示しているお寺を見かけますが、このお寺ではどのような戒律を破るとどうなるかが一つずつ説明されていて、今まで見た中では一番丁寧(!)でした。

 

私なんか結構恐れ多い気持ちで暗い顔をして見物してたんですけど、タイ人の観光客は、グロテスクなオブジェの前で笑顔で記念撮影をしたりしてました。恐らく一昔前であれば、ものごころのついた子どもをこういうところに連れてくると大変な教育効果があったのだろうと思います。ただ、残念ながら、やけに現実的な今どきのタイの子どもにはあまり教育効果はないのかもしれません…。

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Posted by icnetasia at 20:57Comments(0)タイ人