IC Net Asia マネージャーのブログ

昨日の英字新聞にフォーブス誌が発表したタイ人長者番付の記事が掲載されていました。記事によると、タイ人の資産家上位40人の資産が前年から46％増加し、10億ドル以上の資産所有者（Billionaire）の数も昨年から6人増えて11人に達したようです。

為替や株価の影響もあるようですし、資産計上のテクニックもあるので一概には言えないかもしれませんが、タイ人の富豪が増え、金持ちがますます富を蓄積しているのは間違いないようです。最近では免税店のキングパワー社が、英サッカーリーグの2部チームを買収するとかいう話しもありました。政情不安の影響なんか関係ないような感じです。

ちなみに、番付の1位はアグリビジネス・コングロマリットのCP社、2位はビタミン飲料のレッドブル社、3位はチャーン・ビールのタイ・ビバレッジのトップがランクされていました。タクシン元首相は凍結された資産を除く資産額で23位にランクインしています。

こういう記事を見ていると、あらためてタイの経済成長の利益を富裕層が過分に取りすぎているような気がしてなりません。